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  第227号


   ともだち
     掲載日 2009/02/06


最近、変態小野が私の真似をして、昼休みと放課後に職場の倉庫で懸垂をやるようになった。

とりあえず今のところ1週間ほど続いているため、周りの者から懸垂をしていることを認知されるようになっている。

おかげで、私と変態小野を"懸垂友達"と言う者さえ出てきた。

私の真似をして、倉庫で懸垂するのは大いに結構。身近に見習うべき人物がいることは、こいつにとっても幸せなこと。

これが、1年続くようであれば、缶コーヒーかヤクルトジョアの1本でも奢ってやってもいい。

毎日やって、どんどん心と体を鍛えていってもらいたい。

しかし、話はこれで終わらない。

周りの者に是非とも言っておきたいことがある。

それは、こいつと友達扱いされるのは面白くないということ。

まず、懸垂を40回出来る私と、3〜4回しか出来ないこいつとでは、アスリートとしてのレベルが違う。

次に、どんな時も自主的にやる私と、隙を見せるとサボろうとするこいつとでは、己に対する厳しさが違う。

そんな懸垂家として駆け出しの、人間として甘い、激甘のこいつと"友達"扱いされたくない。

私達は、師匠と弟子の関係だ。

そう、敢えて表現するなら"懸垂師弟"である。

"ともだち"ではない!




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