

住吉神輿2007 |
台風5号は、この日の未明に山口県を抜け、その余波で朝から雨が降っていた。夏祭りの開催の有無は、正午ぐらいに決定するとのことだった。だが、住吉神輿と夏祭りは別物である。何年か前に雨が降る中を神輿を担いだ経験から、少々雨が降ったぐらいでは、住吉神輿は中止になることはないであろうと思っていた。
その反面、今年ぐらいは、住吉神輿が中止になって、家でゆっくりしていたいという甘えた気持ちもあった。が、やはりというか、正午前には雨が止み、「今日は、住吉神輿は開催されるからな!」という責任者から電話をもらった時は、「やはりか!」という気持ちと、「残念!」とう気持ちが入り交ざった複雑な心境であった。
住吉神輿は、既に生活の一部であるし、漢塾のレギュラーイベントでもあることから、私にとっては特別なものである。しかし、毎年進むルートが多少変わるだけで、全くと言っていいほど、何の変化もないこのイベントに私は正直飽きがきていた。
地元には何十年と住吉神輿に参加されている猛者の方々もおられ、その方々に比べれば、たかだか神輿歴10年ちょっとの私なんてひよっ子である。まだまだ飽きるには早いと言われるかもしれない。
神輿は神事である。古来より続いた神事に変化は無用。神事とは粛々として神聖なものだ。ただ、漢塾のイベントとして見た場合は、マンネリになっているというか、少なくとも今は刺激的には、得るものがないのだ。
実際、住吉神輿が始まってから終わるまで、私は熱くなることなく淡々とこなしていた。神輿の参加者の中に入っていながらも、客観的に外からの目で神輿を眺めていたといってもいい。それは、今回だけに限ったことではなくて、ここ数年続いたものだった。
午前1時に全てを終えた時は、充実感などあるはずもなく、ただ「やっと終わった。」というだけの感想だった。このままいけば、来年も再来年も神輿に参加していることは間違いないが、私の中で、何年か神輿から離れてみようかという思いがあるのも事実。そうすれば、また最初の頃のような新鮮な気持ちで神輿に臨める気もするかもしれないのだが。
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