第07回 漢塾アームレスリング大会

カテゴリ
 ARMWRESTLING
開催日
2006年10月15日()

漢塾のブレインであるアホの末も、レフトハンドのホープであるうえちんも結婚式で今大会に不参加のため、大会の運営はどうなるかと思った。しかし、ジャッジではビッグマウス浜田が、スコアラーではタクジと小野が、写真撮影では桑垣さんが、己の仕事をしっかりと遂行してくれたため、大会はどうにか滞りなく運営できた。

で、大会はというと、参加人数が減ったために久々の総当たり戦、しかも私の特別参加が実現することになった。結果は左右ともに常勝の山本、師井、浜崎の独壇場であったが、その他の者も彼らに一矢報いようと、熱い闘いを見せてくれた。

殆どが顔見知りの者同士だったため、大会は終始和やかなムードで進み、結果的には無事に終わったと思われるわけだが、今回も反省点はあった。例えば、全員が楽しめたかどうかということである。 私達の大会は元々身内同士、友人同士の力試しの場であったものだから、これで優勝したからといって何の名誉もないし、他の大きい大会に繋がるようなものでもない。漢塾の大会は、アームレスリングを楽しむことが第一であり、また初心者の方にはアーム入門編のような役割を果たすものである。

経験者の方は、日頃の練習の成果をいかんなく発揮して楽しんでいただきたいし、初心者の方はこれをきっかけにアームレスリングの世界に足を踏み入れて欲しい。そう思って毎回大会を主催しているのだが、いつもながらアームでは私達の実力不足で経験者の方にはつまらない思いをさせてしまったかもしれないし、全員総当たりのため、初心者の方にはアームの楽しさを知るどころか逆に酷な思いをさせてしまったかもしれない。 階級別に分けるとかレベル別に分けるという方法もあるが、そんな分けるほどの参加者はいないし、無差別なのが漢塾の大会の醍醐味でもある。

では、全員に楽しんでいただくにはどうしたら良いのか?勿論、私達がレベルアップしなければならないというのもあるし、無差別を基本としながらも、それとは別に初心者の方のためだけの部門を設ける必要もあるかもしれない。今のところどうするかは決めてないが、経験者も初心者も両方が楽しめるより良い大会を目指すためにも、少ない脳ミソを駆使して考えてみようと思う。

毎回いろいろと考えることの多い我々の大会だが、いつもながらにやって良かったと思えるのは、大会を終えた時に参加者の皆さんの笑顔を見れることである。常連の方達とは、更に友情が深まり、お会いするのが初めての方とはこれからお付き合いが始まる。大会の成果云々よりも、良き方との縁。このことが私達にとって一番大切なことではないだろうか。

追伸

今回、漢塾の大会に参加された皆様!お疲れ様でした!皆様のおかげで、今回も漢塾の大会を行うことができました。このことにつきましては、心より感謝申し上げます。

まだまだ全ての面について足りない私達ではありますが、より良い大会を目指して精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。次回は、来年の春です。漢塾一同、また皆様にお会いすることを楽しみにしております!

開催状況
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ストラップ

今回のために作ったストラップを試着。幅はちょうど良かったが、長さがかなり長かったので、長さを調整しなければならなかった。ちなみに、ストラップにマジックテープを縫い付けてくれたのは、私の母ちゃんである。

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ケンゴ

初参加のケンゴ。アーム台を使っての練習は一回しかしたことがないが、今大会のために猛筋トレをして きた。彼は私の義理の弟である。家族と釣りと車を愛する若者だ!

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ブワリヤ

両手首を傷めているのと、前日に猛練習をしたので、思うようにプレイできなかったみたいである。腕の痛みから、4試合やって途中棄権。かなり落胆していた。彼の実力はこんなものではないことは私が一番良く分かっているので、これからもアームを続けてもらいたいのだが。

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藤井

大会常連の藤井君。最近は、コンスタントに練習をしてないためか、実力が伸び悩んでいるようだった。それでも、彼のポテンシャルは大したものだと思うので、暇があったら練習して全盛期の強さを取り戻していただきたい。

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タクジ

試合では活躍できなかったタクジだが、大会運営の方では大いに活躍してくれた。おかげで助かった。この事に関しては感謝している。家庭の事で忙しいのは分かるが、暇があったら練習にも顔をだしてもらいたい。

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河崎

前日の練習で腕が痛いのに、山本を倒したいという思いからレフトハンドのみ試合に出場。打倒山本はならなかったが、確かな実力を見せてくれた。どんどん強くなっているようなので、その目標が達成されるのも近いような気がする。

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浜崎

前大会ライトアームで準優勝の浜崎さん。今大会は、優勝だった。間違いなく、出場者の中では2番目に最高齢だと思うのだが、その実力はどんどん伸びているようだ。体重が60㎏にも満たないのに、そのパワーの強さには驚くものがある。進化し続ける浜崎さんを見ていると、私ももっと頑張らなければという気持ちになる。

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小松

こいつはあまり強くならないのでは!という先入観を持っていたのだが、久々に手を交えたところ、以前よりも明らかに実力が上がっているのが分かった。まだまだ全然とは思うのだが、この調子で頑張ってもらいたい。嬉しい驚きだった。

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岡田

常連の岡田君。気合いのあるプレースタイルは相変わらずで、見ていて「う~んっ!」と唸らされた。アームを始めてどのくらいか分からないが、アームにかけるその情熱は大したもの。実戦練習に自分なりのトレーニングを加えたら更に強くなるかもしれない。今後が楽しみだ!

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中村

もともと力はあるのだが、今まではそれを発揮できずにいた。持っている力を発揮できれば強くなるのは分かっていた。で、結果はというと、以前よりも確かな前進が見られたのだ。まだまだ、その実力が完全開花とはいかないが、そうなるのもそう遠い先のことではないだろう。

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村田

初参加の村田君。アームを初めて間もないため、実力の方はまだまだだが、その個性は参加者の中でも際立ったものがあった。彼の明るいキャラクターのおかげで、大会は少人数ながらも大いに盛り上がった。これから彼はもっと強くなるはず。次回大会にも是非とも参加していただきたい。

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師井

常連の師井君。以前にも増して進化した実力を見せてくれた。アームに対しては、ひたむきで、情熱的な師井君のことだから今後、ますます進化した姿を見せてくれることだろう。彼のひたむきさは、私も見習うべきである。

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山本崇

山本崇君も常連になってきた感がある。今回、私はライトハンドで彼と初めて対戦した。彼も確かな実力をつけつつあるということを実感した。彼もどんどん進化している。このまま進化していけば、面白い存在になることだろう。

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山本英一

いつも確かな実力を見せてくれる山本英一君。レフトハンドはぶっちぎりの優勝だった。だが、ライドハンドの方は実力に翳りが見えたように思えた。その原因は、最近は仕事が忙しくて練習をしてないとのことからだった。もともと強いのだから、わずかな暇をみつけては練習をして、完全復活していただきたい。

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小野

久々参加の小野。それでも何勝かしていた。練習嫌いのため、今以上の実力アップは望めないが、彼には運営スタッフとして、同じ職場からの唯一の参加者として、今後も大会には参加してもらう。

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浜田&ケンゴ

最近、アームに対して熱心な浜田。この姿勢の変化は一体どうしたことだろうか?見かけからしたら、こいつが一番強そうなのだが、実力は上位陣にはまだまだ及ばない。だが、今の情熱が冷めなければ、そして、もう少し謙虚になれば、必ずや強くなれることだろう。ケンゴは、ライトハンドのみで初参加にも関わらず2勝と大健闘。今後、練習をしていけば実力アップは間違いない。

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岸田

今大会初参加の岸田君。アームレスリング初心者らしいが、その握りはなかなか強かった。彼の強力な握りからは、アームに対する熱い思いを感じることができた。村田君とともに楽しみな逸材である。

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観覧

試合を真剣に観覧する参加者達。

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兼森

大会最高齢の兼森さん。そのキャラクターの良さは、村田君にもひけをとらない。だが、キャラクターだけでなく、アームの実力もなかなかのものである。兼森さんのパワーには、うちの小野も「あの人はすごいですぅ~!」と、舌を巻いていたほどだ。本当にクールでナイスな方である。

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閉会の挨拶

3時間に及ぶ大会を短い挨拶で締める。この会場は、今回で最後。次回からは商店街のイベントホールで行う。

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練習会

試合後は恒例の練習会。試合と同じく、ここでも熱い闘いが繰り広げられた。

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陣内

余りものを漁る陣内。彼もアームレスリングを初めてやったにも関わらず、何勝かしていた。お互いの時間が合えば、今後一緒に練習をしていくことになるだろう。


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