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【集合】
いつもの時間にいつもの場所に集合。漢塾全員集合といきたいところだが、そうはならなかった。とりあえず、いつもの面々が集まる。
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【スタンバイ】
冷たい海に入るために服を脱いでスタンバイする。この時は、誰もが海に入る心の準備が出来てないようだった。
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【遊ぶ】
海に入る前に相撲をとって遊ぶ。この時ばかりは無心ではしゃぐ。勝敗は関係ない。
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【ウォーミングアップ】
体を温めるために走るスポ。走るのも良いが、温まるのに時間がかかり過ぎる。
相撲を取った方が温まるのが早い。この時は、少し走っただけなので、気休めだったようだ。 |
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【入水】
いつもながらに気が引き締まる瞬間。おそるおそる海に入る。冷たさと痛さという海の洗礼を受ける。
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【円陣】
初期の頃は、円陣を組んで般若心経を唱えていたが、いつからか1人づつ10を数えるようになった。「これで海に浸かる時間が短くなった!!」と、塾生一同喜んでいたが、私がゆっくり数を数えて時間調整をするので、海に浸かる時間は同じである。 |
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【クイズ】
海から上がり、毎年恒例のクイズタイム。1問目が出題される時は、いつも緊張する。出足良ければ全て良し。この1年の吉凶を占う瞬間だ。 |
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【遊ぶ】
青い海、白い雲、緑の島々、美しい自然の中で子供のようにはしゃぐ30代、40代の大人達。水の冷たさに、風の冷たさに、やっていることのバカバカしさに奇声を発してはしゃがずにはおれない。
そう、この時ばかりは、私達は子供に戻っていた。 |
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【交信】
海から上がる時に一心不乱に神と交信する塾長。「次のクイズに正解できますように!」と、必死に祈願するが、これをやって正解した試しがない。他人を蹴落としてでも自分だけ海から上がろうとする邪な心を見抜かれているのだろう。
漢稽古は禊ではない。己の心を曝け出す炙り絵のようなものだ。 |
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【喜び】
クイズに正解してこの輪廻から解放されたスポ。39歳という高齢にも関わらず、子供のようにはしゃいでいた。その行為が塾長の逆鱗に触れ、「今のは無しや!!」と、詰め寄られる。 |
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【追いかけっこ】
身の危険を感じたスポは、一目散にその場を離れた。執拗に塾長が追いかけるが、捕まえることは出来ない。その逃げ足は速かった。 |
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【絶景】
日本海に浮かぶ指月山は美しい。なかなかこのような美しい景色はない。この景色を見る度に「萩に生まれて良かった!!」「ここで漢稽古を行えて良かった!!」と、幸福感に浸れる。
普段は、そんなことを思うこともないのだが。 |
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【充実感】
一仕事終え、充実した表情の面々。
職場では良い仕事をしないが、ここでは良い仕事をする塾生達。おそらく1年で一番の大仕事だ。 |
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【宴の後】
体を冷やさないように・・というか、体は既に冷え切っているが、海に用はなくなったため、急いで服を着る。
ここから、温泉に行く者、帰る者、サーフィンに行く者と別れる。 |
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【記念撮影】
来年の再会を祈念して記念撮影。ここに映っている私以外の者は、これで終了だが、私には今回参加出来なかった者達との第2弾漢稽古が待っている。
ここ数年は、塾生達が個々の都合で一同に介することが無いため、漢稽古を2回に分けて行うようになっている。面倒臭いことこの上ない!! |
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【入浴】
鹿島の湯にて、漢稽古の後の入浴。冷え切った体を温めるのは、温泉が最適である。
普段は、長風呂はしないが、この時ばかりは入浴時間が長くなる。 |
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【阿武町道の駅】
この年の5月にリニューアルした阿武町道の駅。施設がパワーアップして使い易くなった。この中の鹿島の湯という温泉にこの度よりお世話になった。菊ヶ浜海水浴場の近くのホテルの温泉が使えなくなったため、ここまで来なければならなくなった。
せちがらい世の中だ。 |
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