- カテゴリ
- FISHING
- 開催日
- 2006年10月27日(金)
本来は、10月6日にするはずだった第3回漢塾イカ釣り大会だが、その日はあいにくの台風並みの強風だったために泣く泣く中止にして開催を延期した。
あれから3週間。皆のスケジュールを調整して、どうにか大会の開催までこぎつけることができた。天気、気温、風ともにベストな状態でありながらもシーズン的にはベストな時期を通り越した中での開催であった。イカ釣り人口の爆発的増加とイカの頭脳の進化による数年前からの不漁と、シーズン外れのダブルパンチを食らい、誰か釣る者がいるのかと疑心暗鬼になりながら、私も大会に臨んだ。
漢塾のイカ釣り大会の参加者の多くはイカ釣り初心者である。そのイカを釣ったこともない初心者達にイカを釣らせてあげたい!イカを釣る楽しさを味あわせてあげたい!毎回そんな気持ちでいるのだが、春の大物狙いシーズンと同じような苛酷な状況下では、私の希望が叶えられるのは限りなくゼロに近い。それどころか、誰も釣れなくて大会不成立になる可能性もある。今回は、順位を決めるのにジャンケンも北斗の拳もやりたくないと思っていたので、自分がキングに帰り咲くということよりも、とにかく誰か一人でもいいから釣ってくれという気持ちだった。
だが、そんな私の心配をよそに開始30分でマラさんが最初の一杯を。更にその30分後には2杯目を。そして極めつけは経験豊富な本多が誰もがうらやむ型の良いアオリイカを釣り上げ、見事に大会をジャンケンも北斗の拳も無しに成立させてくれたのだ。これも、マラさんの日頃の行いの良さと、本多の執念が引き寄せた業といえる。
結局、釣ることができたのは、マラさんと本多の2人だけだったが、私はそれで十分に満足であった。また、他の参加者達も、イカが釣れることが分かって、今後のイカ釣りに対しては大いに刺激になったのではなかろうか。
漢塾のイカ釣り大会は、釣り上げた数や重さを競うだけの大会ではない。それと同じくらいに参加者達にイカ釣りを楽しんでいただくことを目的としている。その点から判断すると、今大会はその両方ともを満たしているので、合格点はつけられるものになったとは思う。
おそらく今大会をもって、今年の大会は締めくくられるものになるとは思うが、大会は今後もコンスタントに続けていく。何回かやっていくうちに誰もがイカを釣ることができて、誰もが主役になれることを私は願っている。そして、これは私事になるが、来年こそは3年ぶりのイカを釣り上げたいと思う。
開催状況
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御領園&矢田
わざわざ大会に参加するために小野田から来てくれた御領園と矢田。二人が大会に新たな風を吹き込んでくれた。またの参加を待ってるぞ! |
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腹ごしらえ
イカ釣りを始める前に腹ごしらえ。今回は、参加者が増えたこともあって食い物は豪華になった。菓子パン、エビ胡などを美味しそうにガッつく参加者達。 |
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米原さん
住吉神輿レギュラーであり、漢塾のスポンサーでもある米原さん。今大会に初参加。イカ釣りでもレギュラー当確である。 |
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フグ釣り船
私達が釣っている時に、一隻の漁船がフグを水揚げしていた。水揚げしていたフグは、おそらくシロサバフグ。 トラフグに比べると味はやや劣るが、それでも十分に美味しいらしい。 |
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捕獲者1
甲イカ目のヒメコウイカを釣り上げたマラさん。型は小型ながらも、かなりでっぷりしていた。食い物が良いらしい。 |
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締めつけは
甲イカの締めつけは厳しい。並のものなら・・・。釣り上げられたのに、しっかりと餌木を抱きかかえて離さなかった。 |
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参加者N
名前はもう出すまでもない。何故か笑顔の食ってばかりの参加者N。食ってばかりいないで、いい加減に釣りの方に精をだせ! |
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念仏鯛
初参加の須保が釣った念仏鯛。イカ釣り大会なのになぜ魚?と思われるかもしれない。マイルドセブンより小さいこの魚は、ここに居ついているドラに進呈された。 |
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ドラ
進呈された念仏鯛を美味しそうにガッつくドラ。 |
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ライバル
ドラの傍らでは、ライバルが獲物を横取りしようと目を光らせていた。 |
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Re参加者N
またまた食ってばかりの参加者N。チョコレートを食う仕草がいかにもという感じでわざとらしい!下手クソが!もっと芸達者になれ!いや、お前は釣りの方に精をだせ! |
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二度目
二杯目を釣り上げたマラさん。こうなると、釣ったことはまぐれではないようだ。釣り上げたイカは、先ほどと同じヒメコウイカである。このヒメコウイカは目つきがとても悪かった。 |
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ノマ夫君参上
ランニング中のノマ夫君が大会を視察しに来た。暗闇の中を帽子を被って走る姿はどことなく怪しかった。 |
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?
イカ釣り大会なのに、魚を(しかも小魚ばかり)釣ってばかりいた須保。「私を惑わしてくれて有難う!」ということで、こいつには塾長賞をくれてやった。でも、お前は一体何をしにきたの? |
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獲物
本多が釣り上げた型の良いアオリイカ。この次期、アオリイカは貴重である。このアオリイカは食べる方のイカキングである伝説の男に進呈された。
(漢塾通信71号参照) |
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捕獲者2
貴重なアオリイカを釣り上げた本多。このことで、彼は一目置かれる存在になった。アオリイカを釣り上げ、喜び勇んで、獲物を持って私のところへ走ってくる時の彼の足は速かった! |
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獲物2
御領園と矢田がイカを釣りがてらに釣り上げた大量のアジとサバ。何時間か後には、フライになって彼らの胃袋に入ることだろう。 |
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名コンビ
お笑いコンビに見える二人。それだけ、彼らのキャラが強いのだが、今度会う時は何かネタを披露してもらいたい。ちなみに彼らとは、漢塾チャリンコツーリングで、またご一緒する予定だ。 |
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じゃんけん
優勝はじゃんけんで勝った本多。準優勝は負けたマラさん。3位は誰も該当者がなかったため、じゃんけんで決めることにした。結果、御領園が3位に。やはりというか、結局全部じゃんけんで決めてしまった。 |
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記念撮影
闘いを終えたら、それまでの敵は全員仲間である。次回大会での再開を約束し、記念撮影。マラさんと参加者Nのカメラ目線が気になるところだ。 |
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