無事帰って来ました!
「疲れた!」これが、今回の遍路の感想である。移動日だった初日から動きまくった。松山市まで行くのを目的としていたからだが、初日62㎞、2日目111㎞、3日目103㎞、4日目80㎞、5日目48㎞、6日目36㎞の計440㎞を進んだ。しかも、その3分の1が山中の遍路道である。よって、移動は困難を極めた。
尻が痛くなりながらも、ふくらはぎが、腿がパンパンになりながらも、必死こいて自転車をこいだり、抱えて歩いたりしたおかげで、どうにか目的地の松山市まで辿り着くことが出来たが、やはり道草を食っている時間の余裕はなく、ゆっくり出来たのは、今までと同じく最終日のみだった。
今回は、残念ながら通夜堂などの接待される宿で、誰かと一緒することはなかったが、それでも出会いはたくさんあった。特に思いでに残ったのは、たこ焼き屋のおばちゃんと、食堂のおばちゃんと、自転車屋の兄ちゃんと、自転車でツーリングしていた格好良いお姉さんと・・・・。それらの人との出会いをここで事細かに書くわけにもいかないので彼らのことは、後にレポートで詳しく書かせてもらう。
今回の遍路に行くことを心より楽しみにしていた私だが、遍路を行っている最中は、美しい景色や格式高い寺の造りには感動するものの、早くこの移動の苦しみから逃れたい気持ちで一杯だった。だから、帰りたいような、まだ帰りたくないような複雑な気持ちでいたのだが、こうして家に帰って振り返ると、どんな苦しかったことも良い思いでとなっているし、またすぐ遍路に戻りたくなっているから不思議だ。
今回の遍路で、楽しいことも苦しいことも全て含めてたくさんの思いでが出来たということは、私にとってまた貴重な財産が出来たということである。大袈裟な言い方をすれば、しばらくは、この思いでに浸って日々楽しく過ごせそうな気もするぐらいだ。本当に嬉しきことである。
そして、苦しみながらも今回の遍路を通して得た最高のものは、思いの力。「思いは現実となる。」このことは、日常でも薄々感じていたが、遍路の中で起こる様々な事象から強く感じとったのである。これも後のレポートで明らかにしていくので、楽しみにしておいていただきたい。
お土産さし上げます!
日頃のご愛顧に感謝して遍路で買って帰ったお土産を2名様にさし上げます。住所と名前と連絡先を明記して私宛にメール(掲示板はダメ)頂ければと思います。近くの方は私が持って行きます。遠方の方は、私の負担で送付します。お土産は食物で、賞味期限が5月22日までとなっておりますので、応募締め切りは5月14日にします。応募人数が多い場合は抽選になりますのであしからず。
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