今年を振り返る

寒中水泳とともに始まった漢塾の2006年。根性屋との交流会及び高野山への御礼参り、漢塾アームレスリング大会、出雲ラン最終章、各種自転車レース、漢塾イカ釣り大会、住吉神輿への参加、萩焼作りへの挑戦など、気付いてみれば、過去最多のイベント数であった。

それだけのイベントを、88会(漢塾通信第84号参照)の引き受けになりながらもこなしたのだから、我ながらに大したものだと思う。ただ、それらのもの全ては自分が心から望んで行ったことであるから、大したものだと自我自賛なんてできないのではあるが。

私達がこの一年行ってきたことを、ホームページで眺めると、相変わらず肉体系のことが大半を占めている。しかし、そのような中にあっても今年は萩焼作りやイカ釣り大会など、違った毛色のものに挑戦できたことが一番大きな成果ではないだろうか。今後も漢塾がただの筋肉バカ集団と思われないためにも来年も肉体系以外のことにも積極的に取り組んでいきたいと思っている。

どのイベントも私達にとって、思い出深いものになったが、根性屋との交流会は別格。今年のイベントはこれに尽きる。テルさんをはじめとする根性屋の皆さんや、その家族の方々が、私達の四国八十八ヵ所遍路を最高の形で締めくくらせていただいたことに関しては、本当に心底感動した。いくら感謝してもし足りないぐらいである。

まさに遠き和歌山の地に家族ができた気持ちである。これは、大袈裟でもなんでもなく、そのぐらいの親和性を感じているということだ。これからもこの良き縁を大切にしていきたいと思っている。

この一年のイベントを通して、私達が漢に近づけたかどうかは分からない。その判断は他人に任せる。ただ、とても楽しく密度の濃い時間を過ごせたのは間違いない。おかげで、一年が今までになく短く感じてしまったほどである。

私達は、プロではない。よって活動は広く浅くになってしまうが、漢塾の活動はそれで良い。いろいろやってみることで、その競技やそのものの面白さや厳しさ、味わい深さというものを実感し、それを伝えていくことが、漢を磨くことと並ぶ目的でもあるからだ。

漢塾は、来年もこれまで以上に精力的に活動していく!来年は、どんな出会いがあるか、どんな出来事があるか、今から楽しみである。

 


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