先入観

「あのう・・・僕の砂糖とミルクはないんですか?」と、尋ねると、「ええっ~!○○君ってコーヒーに砂糖とミルクを入れるの?ブラックしか飲まないと思ってた!」という答えが返ってきた。台所に取りに行って来ようかという彼女の申し入れを「手間になりますからいいです。いいです。」と断り、その時はやむなくブラックで飲んだ。

やはりというか、これで何度目なのだろうか。結構、いろいろなところで同じ目に遭っている。で、いつも後から砂糖とミルクをおねだりする破目になっている。そして、いつも言われるのが、「甘いものが嫌いなように見えた。」「コーヒーはブラックしか飲まなさそう。」の二言である。

好意でコーヒーを入れていただいているのだから、文句なんて言えないのだが、私ってそんなに甘いものが嫌いなように見えるのだろうか。実は、その反対で酒は殆ど飲まないし、塩辛いものや辛いものは苦手な甘党なのだが。

だからコーヒーにはいつも砂糖とミルクは必需品である。そして、ちょっとビターなコーヒーよりもどちらかといえば、甘ったるいコーヒー牛乳の方が好きだ。

まあ、他人にこのような先入観で見られているとは、私にも問題ありだ。コーヒーに砂糖も入れないようなダンディーな大人に見られていることなんて絶対にないだろうから、せめて、「甘いものはOKですよ。」的な雰囲気ぐらい出さなければと思う。

しかし、どうやったらそうなれるのだろうか?


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