余計な世話
変態小野が私に言ってきた。
変態小野「○○さんよりも、弟さんの方が格好良いですね。サッカー部の他の皆も言ってましたよ。」
私「お前、誰がそんな余計なことを他の奴に聞けと言うたんか!」
変態小野「○○さんが、自分で弟さんより俺の方が格好良いと言ってたから、皆に聞いてみたんですよ!」
私「お前、”弟さんの方が格好良いですよね”と、同意を求めるような聞き方をしたんじゃなかろうな!」
「そんな聞き方をしたら、面倒臭いから皆”そうやね”と、思ってもないことを言ってしまうぞ!」
変態小野「いえ、ちゃんとした聞き方をしましたけど。」
私「で、一体何人に聞いたんか?」
変態小野「5人です。」
私「その5人とは、誰や?」
変態小野「○○君と、・・・○○君です。」
私「ふう~ん。なら俺からもう一度そいつらに聞いてみよう。違う答えが返ってくるかもしれん。」
変態小野「また聞くんですか?○○さんが自分で聞いたら、皆違うことを言いますよ。」
私「お前の聞いた皆の感想に納得できんから自分で聞くんじゃろうがや。俺が自分で”俺と弟のどちらが格好良いか?”と、聞くことがおかしいなんて百も承知や!お前が余計なことせんかったら、こんなことせんで済んだんど!」
変態小野「どうしても○○さんの言われることに納得できなくて・・・申し訳ないです。」
私「どねぇかして納得せえや!今度から俺に断りなく、どちらが格好良いかなんて聞くなよ!次やったら許さんど!」
変態小野が余計なことをしたおかげで、いらぬ仕事が出来た私。この誤った皆の認識を正さない限りは、楽しく年を越せそうもない。
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