現実逃避

せっかく有休を取って連休にしたのに、アホの末の都合で結局、萩八十八ヵ所をまわることになった。

地元なので、勿論野宿は無し。行く先々の殆どが、既に訪れたことのある、知っているという何とも刺激のない巡礼の旅?である。

どこか遠くへ行きたかった私としては、少し不満はある。

だが、萩にも美しい景色はたくさんあるし、漢塾イベントの肝である”会って語らう”という目的は果たすことができる。

そして、何よりも良いのが、現実逃避できるということだ。

他の漢塾イベントでも同じなのだが、ペダルを踏んでいる間は、友と語らっている間は、その瞬間のことが全てであり、身の回りの煩わしいことは全て忘れてしまうのである。

地元か他所の違いだけで、やることは同じだ。

現実逃避するため、否!思い出を作るために今回も私達は行く。


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