思いを馳せる

殺人的に仕事が忙しく、最近元気の無いアホの末を励まそうと言ってやった。

私 「四国八十八ヶ所自転車遍路を超えるイベントは、もう日本一周しかないど!歩きとチャリンコの両方やろうやないか。」

アホの末 「そうやの。もう、それしかないの。でも、今は時間がないの。」

私 「それが終わったら、今度は世界制覇や!」

アホの末 「そうやの、日本を制覇したら世界制覇やの。でも、今は時間がないの。」

私 「漢塾ホームページリニューアルに合わせて、今のうちから○○○○○の下準備をしようやないか!」

アホの末 「そうやの、皆のためになることやからの。是非ともやらんとの。でも、今は時間がないの。」

何を言っても、アホの末は”時間がない”と返す。

時間が無いのは分かっている。今、とても動ける状態でないのも分かっている。また、そういうことを考える精神的余裕がないのもわかっている。

だが、しかし。だが、しかしである。忙しいといっても、いつかはそこから抜けられるはず。今の職場にいる間は無理でも、他の職場に変われば時間が出来るかもしれない。

仮に次の職場が今と同じような感じでも、きっとその次の職場は今とは違うはず。いつまでも、今の状態が続くことは有り得ない。

私だって、アホの末に言ったことを、私達が生きている間に完遂することは、まず無理だと思っている。働かないで、誰かに養ってもらえる身分ならともかく、私達の身分であれば、3回ぐらい生まれ変わらなければ完遂することは出来ないだろう。

でも、無理にしろ不可能にしろ、どんな時でも壮大なことや、楽しいことに思いを馳せるべきである。思うことが、力になる。思うことが自分を突き動かす。そして、何よりも思うことが希望になるのだ。

まあ、今のこいつに何を言っても無駄だろうけど、私は思いを馳せ続けることをやめはしない。

これからもしつこいくらいに、こいつに言い続けてやる。


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