再会

「○○さ~んっ!」と言って私の職場に入ってきたのは、昨年6月の展示会&コンサート以来のご無沙汰であったアニーであった。

“はぁ?いつかは会えると思っていたけど、何でこんなに早く?”と、思いもかけない再会に驚いた。

萩に帰って来た理由は、友人の結婚式に呼ばれたことが理由だった。

当の本人もこんなに早く萩に帰って来れるとは思ってなかったらしい。

お互いに思いもかけない再会であったが、私達は再会できたことを喜んだ。

後日、私の実家の両親をはじめ、彼女のたくさんの友人を一緒に訪ね歩いた。驚いたのは、その数の多さであった。

これは彼女の他者に対しての開かれた明るさによるもの。彼女の人に対する摂し方を見ていると、彼女の偉大さを改めて確認させられたのである。

彼女と過ごしたのは、わずかな時間であったが、会えただけで満足だったし、”次はいつ会えるか分からない”という悲壮感もなかった。

だって、これだけ仲の良い友人が多ければ、彼女は、また誰かの何かの用事で帰ってくるであろうから。

おそらく近い将来に。


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