ちょっかい
ますたぁにちょっかいをかけるのが好きだ。
仕事中、昼休みを問わず気のむいた時に気のむいたようにちょっかいをかける。
私のちょっかいのかけ方は3通りある。
①腹を触る。
②言いがかりをつける。難くせをつける。その後に腹を触る。
③無言で横に立つ。ますたぁが声をかけてくるまで、とにかく無言で横に立ち続けてプレッシャーを与える。その後に腹を触る。
全て腹を触ることがらみだ。
腹の触り方には、横からはみ出ている肉をつまんだり、ベルトの上に乗っかっている前の肉を両手でリフトアップしたりとバリエーションに富んでいる。
ただ私は腹フェチではないから、これのためだけにちょっかいをかけているわけではない。
こいつとのやりとりを楽しんでいるのである
こいつも最近は、慣れてきて、忙しい時にちょっかいをかけた時は、手だけで”あっちへ行け!”というようなジェスチャーをしたり、私が横に立っていても私が痺れを切らして声をかけるまで、無視をしていたりもする。
おまけにいつもちょっかいをかける時に私にかける言葉は、「なんすかぁ~?」、そして締めの言葉は「昔はこんな人じゃなかったのに・・。」である。
先輩に対して何とも失礼な物言い。
他の奴なら即便所行きのところなのだが、日頃より腹を触らせてもらうなど大変お世話になっているだけにやむなく許してやっている。
しかし、こいつもやられるのが当たり前になっているからか、それとも元々Mの気があるのか、私が忙しくてちょっかいをかけられない時は、すごく物足りなさそうに寂しそうにしている。
嫌よ嫌よも好きのうち。もうこいつにとっては、私のちょっかいは無くてはならないものになっているのだろう。
これは、私にとっても嬉しいこと。
おかげで、気兼ねすることなく毎日ちょっかいをかけている。
※ちょっかい・・・ふざけて手を出す、相手の気を惹くために悪ふざけをすることの意。
民明書房館発行の「俗語」より引用
コメントを残す