第02回 漢塾アームレスリング大会

カテゴリ
 ARMWRESTLING
開催日
2004年06月20日()

塾長評(総評)

台風が迫って風の強い中、第2回漢塾アームレスリング大会が行われた。槍が降ろうと、台風が来ようと、決行すると伝えていたので、前大会よりも人数は少ないものの、それでも8人の精鋭達が集まった。

今回の大会は、松浦、戸川という腕自慢が参加したため、全体的にレベルが上がったように思う。松浦、戸川の両者とも噂に違わぬ豪腕を発揮し、他の者を全くよせつけずに優勝と準優勝をかっさらってしまった。特に松浦は、他の者が子供に思えるほどの圧倒的強さを見せつけた。まだまだ、萩にもこんな強者がいるものだと、嬉しく感じた。

また、今回、不調に終わった、前回優勝者の水津と浜田だが、いろいろとあったのだろうが、言い訳は聞きたくない。明らかにトレーニング不足による力不足であった。地力のある2人だ。次回大会では、今大会で活躍した2人にリベンジしてくれることを願う。他の者も、頑張ってはいたとは思うが、1人でも多く倒してやろうという気迫が感じられなかった。やれば出来るのだ、努力次第では、上位の2人を倒すことだって、いくらでも可能なのだ。自分はダメだと思うことなかれ、「やれば俺でも強くなれる。」という信念を持って今後も精進して欲しい。

松浦、戸川以外の者に対しては、少々苦言を呈してしまったが、これも大会のレベルアップと、個人のレベルアップを思ってのこと。皆のレベルアップと、次回大会に更なる強者が参加してくれることを願って、今大会の塾長評(総評)とさせていただく。

塾長評(個人評)

優勝 松浦

こいつは強かった。他の7人が、まるで相手にならなかった。この強さで、普段は何もトレーニングをしてないというのだから、驚きだ。

こいつの強さは、その手首にあるのだと感じた。少し私が試させていただいたのだが、手首が異常に堅いのだ。元々、相撲経験者であるからして、あれだけ手首が強いのかもしれない。こいつが鍛えたら、どれだけ強くなるのか。非常に楽しみな人材である。ただ、ナチュラルに強いとしても、県レベルからすると、全然まだまだである。私と練習すれば、必ずもっと強くなれると思うので、是非、練習会に参加されることをお勧めする。

準優勝 戸川

こいつも強かった。松浦の強さには、遠く及ばないが、それでも他の6人を全く寄せつけなかった。体は小さいが、元柔道選手ということもあり、手首の引き付けは非常に強い。

学校の勉強はできなかったが、私の教えたことをすぐに飲み込んで、実行するだけのクレバーさも持っている。こいつも普段はベンチプレスぐらいしかやってないというので、専門のトレーニングをすれば、もっと強くなるはずだ。どうせ負けるパチンコなんか行かずに、自分のためになる練習会に参加することをお勧めする。

3位 末成

前大会と同じく3位。同じ順位だから褒められたものではないが、松浦と戸川が出場しなかったら優勝していたことを考えると、少しは褒めてあげても良いかもしれない。そう思うと、戸川との試合が惜しまれる。こいつが原因不明の体調不良でなければ、もう少し良い勝負になっていたかもしれないからだ。

しかし、負けは負け。次回大会では、もっとトレーニングを積むことも当然だが、心身の穢れをとり、まともな体調で試合に臨めるようにしていただきたい。

4位 水津

一体、どうしたというのだろう。前大会覇者の水津だが、今大会では、全く精彩がなかった。仕事が忙しいからトレーニングが充分に出来なかったのかもしれないが、それは言い訳にしかならない。10分もあれば、有効なトレーニングは出来るのだ。やる気さえあれば出来る。こいつほどの立派な体があれば、鍛えれば必ず強くなる。

こいつの課題は手首の弱さだ。上腕の力は、間違いなく8人の中でも1番なのだから、手首の弱ささえ克服出来れば、間違いなく、松浦と張り合えるようになるはずだ。そのためにも、ダンベルの60kgセットを購入して、ハンマーカールとリストカールを毎日やっていただきたい。善は急げ!だ。1日でも早くダンベルを購入するように!

5位 まついちしぶ

こいつは、前大会よりも順位を下げてしまった。念願の末成越えを果たせなかったものの、前大会準優勝者の浜田を破っての5位だから、悪くはない。強くはなっているみたいだが、他の者も強くなっているので、なかなか追い越すのは難しい。こいつに望むのは、今やっている筋トレをずっと続けていくことだ。初めて出会った頃に比べると、見違えるほどに強くなっている。

だが、しかし、まだまだである。更なる高みを目指して、今後も精進していって欲しい。まずは、打倒!末成だ。

6位 藤原

忙しいところをお願いして、今回、初めて参加していただいた。最近は、筋トレもままならないほど、お忙しいそうだから、結果はこんなものだろうと思うが、あわや、あの水津を倒しそうになった試合は見事だった。思わず感動した!

結局は、取り直しで、地力に勝る水津には敗れてしまったが、あの一戦で見せた気迫はすごかった。さすが、ラグビーをバリバリにやられていただけの方ではある。是非とも、鍛えなおして、次回大会にも出場していただきたい。

7位 浜田

こいつも一体、どうしたことだ。こいつも仕事を掛け持ちしていて、睡眠時間を削るほどの忙しさというのは、分かるが、やはり言い訳は聞きたくない。水津にも言ったように、10分もあれば、有効なトレーニングは出来るのだ。それぐらいの時間は、どんなに忙しくとも、いくらでも作れるはずだ。

今回は調子が悪かった?否、間違いなく、調子の良し悪しに関わらず、今回のお前は弱かった。前大会で準優勝したお前は、新潟県の大会で優勝した頃の強いお前は、どこに行った?いつまでも過去の栄光にしがみつかずに、潔く自分の弱さを認めろ!そして、もう一度、初心に戻って己を鍛えなおせ!

8位 井上

前大会と変わらず、最下位だった。こいつの場合は、どれくらい強くなったかが、分からない。強くなったのかもしれないし、強くなってないのかもしれない。競技である以上、順位がつくものであるし、誰かが必ず最下位にならなければならないのだから、最下位という結果は受けとめなければならないし、仕方のないことでもある。

しかし、自分が勝てないことを当然と思って欲しくない。負けることを悔しがって欲しい。アームレスリングだから、好きではないから悔しくないではない。他のことでも同じだ。悔しさをもたなければ、すぐに諦めるようでは、向上心を持たなければ、他のことでも人に勝つことは出来ない。素質なんて関係ない、最初から強い奴なんていない、99%は努力だ。お前だって、頑張れば、必ず強くなる。次回大会では、頑張ればここまで出来るのだというところを見せてくれ!俺は、頑張って強くなった奴を知っているぞ!

大会結果

浜田 末成 戸川 中村 水津 井上 藤原 松浦
浜田 × × × × × 1 5
末成 × × 5 2
戸川 × 6 1
中村 × × × × 3 4
水津 × × × 4 3
井上 × × × × × × × 0 7
藤原 × × × × × 1 5
松浦 7 0

040620_1100_29優勝:松浦(7勝0敗/写真左)

2位:戸川(6勝1敗)

3位:末成(5勝2敗)


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