第11回 漢塾アームレスリング大会

カテゴリ
 ARMWRESTLING
開催日
2009年01月18日()

「おっしゃあ!」「うりゃあ!」「しゃあっ!」などと、聞きなれた気合の声が会場に響き渡る。

目の前で繰り広げられる熱戦、ピリピリした独特な雰囲気。縁あって開催させていただくことになった久々の漢塾アームレスリング大会。”アームってええなぁ!””俺も試合に出たいなぁ!”と、自分がアームを愛していることを再度確認させられる。

選手達のレベルは以前よりも上がっているし、新たに高校生や20代前半の若い世代も加わっているし。以前とは、”違う”ということも思い知らされる。でも、変わってないのは、選手達が気の良い者達ばかりであるということ。ひたむきで、素直で、謙虚で。一緒にいて楽しいし、良いエネルギーも貰えるし。

同じものを愛する、同じ波長を出すものが集い、力と技を競い、そして心を通わせ合う。そして、私達は再会するたびに近くなる。大会ってやはり素晴らしい!

開催状況
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熱戦

今回の漢塾アームレスリング大会は、女子の部、初心者の部、一般の部の3部門で行われた。どの部門もレベルの高い熱戦が繰り広げられた。

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大会に華を添えてくれた女子の部。女子の部の創設は初めての試みだ。

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会場遠景

2大会ぶりに田町商店街のイベントホールで開催された漢塾アームレスリング大会。この会場にはお立ち台や照明もあり、使いやすくはあるのだが、吹き曝しであるため、寒かった。

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好カード

全国大会のライトハンド75kg級で4位入賞した田坂君と過去の大会で何度も優勝経験のある山本君の対戦。漢塾の一般の部は無差別制。階級の違う者同士の戦いが見られるのが、その醍醐味でもある。

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健闘

県内の重量級でも1、2を争う実力者である村岡君を相手に、なかなかの健闘を見せる山本君。その実力は確実に上がっているようだった。

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初心者の部 左決勝

決勝で戦う西野君(左側)と奥谷君(右側)。強面の西野君とは初対面。最初に彼を見た時は、その筋の人かと思い、思わず敬語を使ってしまった。奥谷君とは、昨年のトラック引き競争で一緒した。まさか、彼がアームをしているとは思わなかったが。どちらも気の良いナイスガイである。

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初心者の部 右決勝

決勝で戦う西野君(左側)と杉原君(右側)。左に続き、右でも決勝に進出した西野君。西野君は、この後、一般の部にも出場した。なかなかのタフガイである。杉原君は、今回が初出場。実力は、なかなかのものだが、見かけどおりのファンキーな奴。漢塾の大会に新たなものをもたらしてくれた。

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女子の部 左決勝

左側の藤本さんは、左右ともに優勝した。その実力は、参加者の中では飛びぬけていた。

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一般の部 左決勝

塩谷君(左側)と村岡君(右側)の対戦。塩谷君の実力は、強者達の中でも頭一つ抜けていたように思えた。誠実で朴訥な人柄の塩谷君からは頑固職人のようなオーラを感じる。頑固職人で、ひたむきな彼は、これからますます強くなることだろう。話はそれるが、塩谷君を見ていると、どうしてもマス岡田の顔が脳裏にチラついてしまう。やることも、性格も、体形も違うのだが、やはりこの二人は似ている。 村岡君は、左でも強さを見せてくれた。学生時代は柔道をやり、最近まで総合格闘技をやっていたという彼の運動神経や勝負勘は素晴らしい。また、そのプレイにも彼の存在自体にも華がある。何をやっても決まる男だ。

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一般の部 右決勝

大村君(左側)と村岡君(右側)の対戦。今回初出場の大村君は、県大会で何度も優勝している県内屈指の豪腕。驚いたことに、彼は、本来のスタイルである咬み手から吊り手にスタイルをチェンジしていた。得意技を封印したおかげで、以前のような豪快さは見られなくなってしまったが、それでも、その強さは変わらなかった。現在、この強さでも進化の途中。彼の目指すスタイルが完成した時、彼がどれほど強くなっているかは想像も出来ない。だが、もし、そうなれば、全国制覇は間違いないだろう。

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ビギナーの部入賞者

控えめな奥谷君の笑顔は、彼の謙虚な人柄を象徴している。強面の西見君は、以外にも笑顔がお茶目だ。杉原君は・・やはりこいつ変わっとる。

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女子の部入賞者

全員が同じポーズ。テレビでどこかのオバさんが、これと同じポーズをとっているが、私が真似をしたわけではない。このオバさんが、テレビに出る何年も前から既に私はやっている。嘘と思うなら、漢塾のホームページで、昔の写真を確かめてもらいたい。ちなみに、このポーズに特別な意味を込めているわけではない。写真に映る時に何かをしないと寂しいから自然とやるようになっただけ。要するに芸が無いわけだ。

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一般の部入賞者

う~ん。やはり塩谷君とマス岡田は似ている。特に顔と雰囲気が。世の中に3人は似ている人がいるというから、あと1人彼らに似ている人がいるということか。ちなみに私と村岡君は愛し合っているわけではない。ただ、すごく仲が良いだけだ。

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○○塾

私達は愛し合っているわけではない。ただすごく仲が良いだけだ。熱く抱擁し合う私達とシラけた表情の山本が対照的でもある。ちなみにこの写真を見た嫁さんに、”あんたら○○塾やね!”と、言われた。確かに少しはその気があるかも・・・。いやいや!私達は漢を目指す男の中の男だ。私達ほど”男”という言葉が似合う男もおるまい。男性ホルモン全開の、いやいや!同じ波長を持つ私達は、お互いに密着したくなるほどに、魅かれあっているだけなのだ。更にちなみに嫁さんは、大村君をサムソン、私を江田島 平八郎、村岡君をダニエルと呼んでいた。う~ん。

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ガッチリマッチ

漢塾恒例のガッチリマッチ。村田兄弟の三男である佳史君(右側)が緊急参戦。試合では、今年、全国大会で二連覇を成し遂げた実力の何分の一かを披露。力だけが自慢のうえちんを瞬殺していた。

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原石

ダイヤモンドの原石である高校生達。現在、アームをやっている者だけでは、これからのアームの行く末はどん詰まりだ。彼らのような若者がアームの世界に入ってくれるおかげで、アームは続いていくことができるのである。有難いことである。お前ら頑張れよ! ちなみに、右側の選手は、ライトハンド全国大会4位入賞の田坂君の弟である。どう見ても似てないと思うのだが。


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