諸行無常..しかし

咲く花も綺麗だが、散る花もきれいだなと思っていたら、今年も花見に行ってないことに気付いた。正確には、花見には行ったが、花を見ながら呑んだり食ったりしてないのだ。

萩に帰ってきてから、花見に行ったのは2回。1回目は、帰ってきた年に中学の同級生達と笠山の頂上で、2回目は、職場の人達と指月公園で行った。

中学の同級生達と花見に行った時は、酔っ払った勢いで、自分の上着を破り捨て、裸になって友人とプロレスをして周りの人に迷惑をかけた。

職場の人達と行った時は、先輩の子供と走るのを競って、小学生相手に大人げないながらも本気を出して勝って喜んだ。

馬鹿なことばかりしていたのが、印象に強く残っているが、どちらの花見も楽しかった。

あれから8年と3年経っていると思うと、時の流れる早さを感じずにはいられない。あの頃とは、自分の置かれている環境も、周りの人間も変わった。馬鹿で子供なとこは変わってないながらも、自分も少しは変わった。

変わることは、当然だし、仕方がないことだとしても、変わることに一抹の寂しさを感じることもある。しかし、自分には、「漢」を追求することと、「おもしろくなき世をおもしろく」するという不変のものがある。

これから、周りが変わろうと、自分が変わろうと、これだけは変わることはない。寂しくなったり、不安になった時は、この事を思い出すようにするつもりだ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です