四国八十八ヶ所巡礼へ旅立つ!

いよいよ今日から、四国八十八ヶ所巡礼の旅に出る。先のこと、先のことと思いきや、もう今日のことになってしまった。はっきり言ってまだ何も準備をしていない。旅費をATMでおろしただけである。

巡礼の順路も徳島県の第一番の寺から始めるというだけで、行程の道調べも、資料集めも何もしていない。行けば何とかなるだろうといった感じだ。

思えば、大分遠征の時も、出雲遠征の時もそうだった。行くという気持ちだけで、私は何も準備をしなかった。実にいい加減なことだが、それでもどうにかなった。しかし、いつも、「どうにかなるさ!」という気楽な気持ちでいられるのも、頼れる者の同伴があってこそのものである。

大分、出雲のどちらの遠征も相方に頼りきっていた。ずんずん一人で進んでいくようなタイプに見られる私だが、結構、依存心が強いのだ。

福岡遠征のように、一人で巡礼した方が自分のためにはなるのかもしれない。しかし、一人では面白くない。二人もしくは複数で巡礼する方が楽しいし、より一層思い出深い旅になる。

弘法大師が創設したとはいえ、何故、現代でも老若男女問わず多くの人々が巡礼するのか、人々を魅了するのは何なのかをこの身をもって確かめてこようと思う。

今回の旅の目的は巡礼である。今までの遠征のように目的地まで自転車で走ることが、目的ではない。自転車は、巡礼地間の移動の手段でしかない。

一応、今回は徳島県内の23ヶ所を巡礼する予定にはしているが、巡礼する数はどうでもいい。先は急がない。一ヶ所、一ヶ所丹念に巡礼し、多くのことを見聞してくるつもりだ。


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