四国八十八ヶ所(阿波之国)レポート執筆を終えて

ついに遍路のレポートが完成した。遍路が終わってから2ヶ月、のべ100時間余りをその制作に費やした。学生の頃から机について勉強をしたことのない私が、この時ばかりは机についた。

平日は、寝る前のわずかな時間を執筆に当てた。土日は、予定が入っていなければ、どちらかの日を執筆に当てた。そうやって、こつこつ作業をしていって、レポートを完成させた。

書くのが面倒臭いと思うことも、しばしばあったが、書くことを結構楽しんでいた。

私の記憶したままを、思ったままを書いた。装飾や作り事というものは、一切ない。それでも、結構ドラマがあったのだと、読み直してみて、改めてそう思った。

「ここはこうすれば良かった。」と反省する箇所もあるが、記録という意味では、また、自分を満足させるという意味では、そこそこのものが仕上がったと、自負している。

今の自分では、これが精一杯。今はまだ、文章の表現力も構成もレベルがまだまだ低い。しかし、書くことを続けていけば、そういったものは、自然と上達していくものと思われるので、さほど気にはしていない。

続けていくことで、進化するのは当然。次の土佐之国編では今回よりももっと良いものが、そのまた次では、土佐之国編よりももっと良いものができるはずだし、そうならなければならないと思っている。

四国八十八ヵ所遍路が完結するのは、早くて2年後。どんどん進化を続けていって、遍路のレポートを自分の宝と呼べるようなものにしたいと、今からいきごんでいる。


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