住吉神輿

菊ヶ浜から望む指月山の景色が好きだ。特に夏の景色は最高だ。青い空、青い海に緑の040730_1934山が良く映える。この景色を見た時だけは、萩に帰ってきて良かったと思える。

他所の人にも自慢できる、一押しの景色だ。

もうじき、萩の夏の風物詩である御輿が始まる。私はこれに7年連続で出場している。

飛び散る汗、「ワッショイ!ワッショイ!」の熱い掛け声。御輿を見ず、触れずして、夏を終えることはできない。一年間を無事に過ごせるのも、御輿のおかげだ。

長い格闘の後に神社の境内で食べるかき氷の味は、また格別。海岸を自転車で帰るのも、涼しくて気持ち良い。

家に帰っても、体が火照って寝らりゃあしない。翌日は瞼を腫らせて、とても不細工な顔で出勤するようになるが、それは何かを成し遂げた男の顔だ。

私は、御輿は、日頃鍛えた肉体を披露する最適の場だと思っている。

太い腕、太い脚、逞しい胸、これらのものを極限まで鍛え上げ、過去最高の肉体で出場できると思いきや、今年は私は事情があって出場することができない。今年も主役は俺だと思っていただけに非常に残念だ。

その代わり、裏方に徹して、皆の奮闘ぶりを写真に撮ったり、レポートしたりしようと思っている。全然物足りないが、こういうサポートする形で参加するのも悪くはない。


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