タカ

私の数少ない友人の一人に、タカという奴がいる。タカとは、大学を卒業を間近にした時に知り合った。もともと、これも卒業を間近にした時に出会った友人であるジャイアンの友人であり、3人で飯を一緒に食いに行ったのが縁で、友人として付き合うようになったのだ。

だから当然、大学時代のタカとの思い出というものは、飯を何回か食いに行ったことぐらいしかない。それでも、社会人になってから何回かは会っているし、これからも会うつもりでいる。大学時代に共に過ごした時間は、友人になるには、とても足りないと思われるほど短かったのに何故、友人になりえたのかと、今でも不思議に思っている。

縁と言ってしまえば、気が合うと言ってしまえばそれまでだが、やはりこいつにはいつまでも関わっていたいと思わせる魅力的な何かがあったのだと思う。故に大学卒業後10年も経過して、滅多に会えなくなっても友人関係は続いているのだ。

タカは、現在、将来の夢に向かって奮闘している。就職して何年かすると、日々の生活に呑み込まれて、最初の頃持っていた夢も希望も失せていきがちになるが、こいつは違う。以前、私に熱く語っていたことを実現するために、動きだしているのだ。

家族を抱え、様々なプレッシャーもある中、夢に向かって頑張っている姿には頭が下がるし、影響もされる。有限実行できること、これが私がタカに魅かれた一つの理由かもしれない。心の中で応援するしか私には出来ないが、夢が実現することを信じて応援し続けるつもりだ。

なお、奥さんとその従姉妹の芸子さんの姿をした写真をタカが送ってきたので、目の保養にしていただきたい。


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