大会迫る！

半年ぶりの第4回漢塾アームレスリング大会開催が間近となった。この日を目指して塾生共々、2ヶ月前から始めた練習会に力を入れてきた。

ずば抜けて強い者、そこそこ強い者、ずば抜けて弱い者等、今でも塾生達の力関係は様々であるが、大会では一人でも強い奴を倒そうと、頑張っているので、一緒に練習をしていて楽しいし、刺激もされる。まだまだ、県内の同士達や未知の強豪と闘うには力不足ではあるが、塾生達の実力は間違いなく前回の大会よりはレベルアップしているので、面白い試合が増えるような気がしている。

皆、目を輝かせて一生懸命に練習しているので、皆に勝たせてやりたいと思うが、そうもいかない。優勝できるのは一人だけなのだ。勝負の世界は非情である。

しかし、勝負の世界では、結果が第一だが、漢塾ではどこまで自分を追込めるか、どこまで自分を向上させられる精神力を持っているのかを特に重要視する。故に、漢塾アームレスリング大会は、相手との闘いだけではなく、自己との闘いの場、自分を試す場でもあるのだ。

だから、勝った者は勿論、そういった熱いものを見せてくれた者も、順位に関係なく心より称えるつもりだ。

大会まで、あと2週間。2週間では、技量や力量といったものを飛躍的に伸ばすのは難しいのかもしれないが、心構えというものは十分に整えることができるはずである。今からでも遅くはない、どんな強敵と対戦しても打ち負かすという強い気持ちを持って練習にトレーニングに打ち込んでいただきたい。そして、当日は、心身共に万全の状態で大会に臨んで、見事な漢っぷりを見せて欲しい。

Tweet