期待外れ

ガンズ&ローゼスの17年ぶりに発売されたアルバムを買った。

私は、22年前に発売された、こいつらの1stアルバムに激しく魂を揺さぶられた者。

10年以上も前から、出るぞ!出るぞ!と言われ続けていた、こいつらの3rdアルバムを、ここへ来るまでに何度も何度も裏切り続けられながらも、それでも”いつかは出るであろう。”と、気を長くして発売されるのを楽しみに待っていた。

それが、ここへ来て、ようやくの発売。

さっそく手に入れたCDをドキドキしながらCDプレイヤーにかけてみた。

最後まで通して聴くこと70分。

聴き終えた感想は、”???”であった。

曲が地味で魅力が無い、魂に訴えかけるものがない、音の作りが悪い等、言いたいことはたくさんあった。

要するに気にいらなかったのである。

1回聴いただけで判断するのは良くないと思い、これまでに30回以上聴いたのだが、それでも気持ちは変わらなかった。

こいつらにハードロックを期待しないで、ただのロックアルバムとして聴いた場合でもダメ。

やはり、最初のインパクトが全て。

気に入らないものは、何回聴こうとも気に入らない。

“17年も待たせて、この程度の出来かよ!”と、声を荒げたくもなる。

もう少ししたら、間違いなく聴かなくなって押入れ行き。

金は返さなくていい。

それよりも・・・。

ずっと待っていた俺の17年間を返せ!


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