事情聴取
電話でのやりとり。
用件は寒中水泳のこと。開口一番、残業の近況を聞く。
私「ここ最近の仕事の平均終了時間は?」
アホ「う~ん!12時より早いことはないの。遅い時は、2時か3時までやっとるし。休みの前日は4時、5時までやるのぉ。」
私「まだ寝る時間があるだけええのぉ。この土日は仕事に出たんか?」
アホ「金曜日はクルマで寝て、土日は通うたのぉ。」
私「全部泊まらんかったんか!まだ大したことないのぉ。で、ピークはいつ頃なんか?」
アホ「12月の終わりか、1月の初めぐらいまでじゃないかと思うんやが。」
私「それなら大したことないのぉ。もうじき終わりやん。それからはどうなるんや?」
アホ「忙しいのは少しは和らぐんやろうけど、遅くまで残業せんにゃあならんのは変わらんと思う。いつになったら解放されるんかは、今のところ分からん。」
私「ふう~ん。まあ、でも女房、子供を食わせんにゃあならんのやから頑張らんとの。ちなみに俺は、この土日は大分に行って、遊び疲れたから月曜は休んだんやけどな。また、土産話でも聞かせてやろうの。」
アホ「お前、何がしたいん?俺の残業のことを根掘り葉掘り聞いて、しかも自慢話までしやがって。人の不幸が楽しそうやの!」
私「違ういやぁ。これは事情聴取や。お前の経験が俺にも、世の人にも役に立つんや!」
アホ「ウソつけ!」
私「まあ、それはそうと寒中水泳には、絶対に参加するんど!」
アホ「・・・・。」
今月より佳境に入りつつあるアホの末の仕事。その過酷さは、これから更に熾烈を極めていくことだろう。
まず間違いなく、正月休みはないはず。
可哀相には思うが、これも我慢強くなるための試練。人生にはこのような時もある。
だが、こいつがどんなに睡眠不足であろうと、どんなに精神的、肉体的に朽ち果てていようとも、漢塾イベントである寒中水泳には全く関係がないこと。
漢を目指す以上、どんな言い訳も出来ない。また、してきても聞きたくない。
兄貴と変態小野共々、絶対に寒中水泳には参加してもらう。
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